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不倫

【体験談】私だけは大丈夫だと思わない方がいい

投稿日:2021年7月19日 更新日:


私の名前はトモミ。
今日は恋人のシゲルさんに大事な話があると呼び出された。
……何となく話の内容は分かるけどね。

トモミ:
シゲルさんから誘ってもらえるなんて久しぶりじゃない?
大事な話があるって言ってたけど、なに?

シゲル:
……回りくどいことは言いたくないからストレートに言うよ。
僕と別れて欲しいんだ。

トモミ:
……やっぱりね。
最近シゲルさんがよそよそしいなって思っていたら、案の定別れ話だったんだ。

シゲル:
妻に、バレそうになっているんだ。
これ以上はもう隠しきれないから……。

トモミ:
バレる前に別れて不倫の事実をなかったことにしようってこと?
あはは、シゲルさんらしい臆病なやり方ね。

トモミ:
奥さんにバレそうになってるんじゃないでしょ?
本当のことを言ったら?

シゲル:
え?

トモミ:
新しく入社してきたリカちゃんと付き合うことになったんだって。

シゲル:
……っ!

トモミ:
私ね、シゲルさんのことが大好き。
奥さん以上にあなたのことを愛しているの。
だから、あなたのことならよく分かっているの。

トモミ:
奥さんにバレそうになったって言えば、私を傷つけないとでも思った?
それとも、臆病風に吹かれただけ?

シゲル:
……ごめん。

トモミ:
それは何に対しての謝罪なの?
別れ話に対すること?
ウソをついたこと?
相変わらず曖昧なことばかりするんだね。

トモミ:
……もし、別れるって言うなら奥さんにバラすって言ったらどうする?
その上であなたがリカちゃんと不倫しようとしているって言ったら?

シゲル:
……それでも別れるよ。
キミの愛情は重すぎる。
俺は、もっとラフに付き合いたかっただけなんだ。

トモミ:
ラフってひどい言い方をするのね。
私はしょせん遊び相手だったってこと?
奥さんと離婚するって言ってくれたのに。

シゲル:
……俺が言えることじゃないけど、既婚者に手を出すような女にまともなこと言うはずないだろ。
俺は楽しく遊べていれば良かったんだよ。

シゲル:
たかが不倫だろ?
お互い楽しく踏み込みすぎないようにするのが不倫だろ。
本気になった時点でお前の負けなんだよ。

シゲル:
バラしたければバラせば?
トモミにそんな度胸があるとは思えないけどね。

トモミ:
待ってよ、シゲル。
ねぇ、待っ――……行っちゃった。

トモミ:
……ははっ、不倫した女の末路ってやつかな。
友達もみんな不倫はやめろって言ってたけど、私だけは大丈夫だって思っていたのに。
……全然、大丈夫なんかじゃない。

不倫は悪いことだって分かっていても、なんとなく背徳感があってやめられなかった。
でも、結局私も幸せになれない不倫女でしかなかった。
自分だけは大丈夫なんて、そんなこと思っちゃいけなかったんだ。

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